補足
[すべて埋め込む]、[地域による最適化]、[カスタム]のいずれかを選択して設定した後、項目を選択し直すと設定はリセットされます。
例えば[カスタム]を選択して[>>]で設定しても、[すべて埋め込む]や[地域による最適化]を選択したり、また再び[カスタム]を選択したりすると設定がリセットされます。
元の文書で使用されているフォントを、すべてPDFファイルに埋め込む場合にチェックを付けます。
フォントを埋め込んだPDFファイルは、PDFファイルを表示する環境に文書内で使用されているフォントがなくても、元の文書のままのフォントとレイアウトで表示することができます。
[すべて埋め込む]にチェックを付けると、作成するPDFファイルのファイルサイズが非常に大きくなる可能性があります。
PDFファイルを表示する環境にフォントがあることがわかっている場合は、[すべて埋め込む]を使用せず、元の文書内で使用されている特殊なフォントだけを埋め込むようにすると、ファイルサイズを小さくできます。
補足
- 埋め込みが許可されていないフォントは、[すべて埋め込む]にチェックを付けても埋め込まれません。
また、[フォントリスト]の一覧にも表示されません。
- PDFファイルを表示する際、ファイル内で使用しているフォントがファイルに埋め込まれておらず、またそのフォントがファイルを開いた環境にインストールされていない場合、類似したフォントに置き換えて表示されます。
フォントが置き換えられた場合は、文字が重なったり離れたりして表示されることがあります(改行はそのまま維持されます)。
[Europe]、[Japan]が選択できます。
[Europe]はヨーロッパ言語、[Japan]は日本のOSに最適なフォントの埋め込みをします。
具体的にはPDFファイルを表示する環境に標準搭載されていないフォントの埋め込みをします。
地域を選択すると、[埋め込みフォントリスト]、[常に埋め込まないフォントリスト]それぞれに最適に振り分けられます。
使用しているPCにインストールされているフォントの一覧が表示されます。
PDFファイルに埋め込むフォントを選択し、[埋め込みフォントリスト]、[常に埋め込まないフォントリスト]のそれぞれの[>>]をクリックします。
[すべてのフォントを埋め込む]にチェックを付けている場合は使用できません。
補足
埋め込みが許可されていないフォントは、[フォントリスト]の一覧には表示されません。
PDFファイルに埋め込むフォントが表示されます。
[埋め込みフォントリスト]に表示されているフォントだけがPDFファイルに埋め込まれます。
フォントの埋め込みをやめる場合は、目的のフォントを選択し、[<<]をクリックします。
PDFファイルに常に埋め込まないフォントが表示されます。
[常に埋め込まないフォントリスト]に表示されているフォントはPDFファイルに埋め込まれません。
初期設定で選択されていますが、JIS2004フォントが導入されているPCで使用する場合、別のPCで表示できるようにするために、選択しておくことをおすすめします。
初期設定で選択されていますが、[文字コード「0x5C(¥)」を埋め込む]を有効にすると、
フォント埋め込みの設定に関わらず、常に「0x5C(¥)」の文字のみ埋め込みを行います。
これにより、PDFを表示するOSやアプリケーションの違いに左右されず、
「¥」、「\(バックスラッシュ)」等を元文書のとおりに表示することができます。