ログファイル
DocuWorks トレイで次のイベントが発生したとき、ログが記録されます。
- Desk上からトレイへの文書の移動/コピーが成功したとき、またはトレイからDesk上への文書の移動/コピーが成功したとき
- 複合機からのイメージファイルをDocuWorks文書に変換したとき
ログファイルが作成される場所
ログファイルは次のフォルダーに作成されます。
「{DocuWorksのユーザー個別設定で指定したDWFolders}¥TrayFolder¥TrayOption¥Log」
「{DocuWorksのユーザー個別設定で指定したDWFolders}¥TrayFolder¥TrayOption¥Log」
ログファイル名
文書を移動したときのログファイルの名前は、「西暦と月_move.log」です。
文書をコピーしたときのログファイルの名前は、「西暦と月_copy.log」です。
複合機からのイメージ文書をDocuWorks文書に変換したときのログファイルの名前は、「西暦と月_convert.log」です。
トレイ内の文書を表示したときのログファイルの名前は、「西暦と月_open.log」です。
[所在通知エラーお知らせ]ダイアログでエラーが表示されたときのログファイルの名前は、「西暦と月_service.log」です。
たとえば、2021年4月に移動したときは「202104_move.log」になります。
文書をコピーしたときのログファイルの名前は、「西暦と月_copy.log」です。
複合機からのイメージ文書をDocuWorks文書に変換したときのログファイルの名前は、「西暦と月_convert.log」です。
トレイ内の文書を表示したときのログファイルの名前は、「西暦と月_open.log」です。
[所在通知エラーお知らせ]ダイアログでエラーが表示されたときのログファイルの名前は、「西暦と月_service.log」です。
たとえば、2021年4月に移動したときは「202104_move.log」になります。
ログの記録
ログは同じ西暦と月の場合、同じログファイルに追記されます。
月が変わると、新しいログファイルが作成されます。
月が変わると、新しいログファイルが作成されます。
ログファイルの文字コード
ログファイルの文字コードはUTF-8です。
ログの書き込みに失敗した場合
ログの書き込みに失敗した場合は、可能性のある原因を示すエラーメッセージが表示されます。
文書を移動/コピーしたときのログの内容
1回のイベントにつき、1行の情報がログに記録されます。各行には、次の項目があります。項目はカンマ(,)で区切られます。
- 深刻度(「info」)
- 移動/コピーした時の日時(yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS UTCオフセットあり形式)
- DocuWorks トレイのモジュールID(0049-401001-DWTRAY)
- "<<<移動/コピー前のトレイの名前>>>,
<<<移動/コピー前のパス>>>,
<<<移動/コピー後のパス>>>,
<<<移動/コピー後のトレイの名前>>>,
<<<移動/コピー前のトレイのGUID>>>,
<<<移動/コピー後のトレイのGUID>>> , MOVE:文書の移動方法"
(移動/コピー先がDeskの場合は、移動/コピー後のトレイの名前とGUIDは空白になります。また、文書の移動方法は、トレイアプリケーション上での操作によって文書を移動/コピーした場合、または親展ボックスを使用して文書の移動をした場合は「0」、それ以外の場合は「1」または「2」になります。) - ログID
- 空白
- 空白
例
文書移動/コピー前のトレイの名前:「ToDo」
文書移動/コピー前のパス:「C:¥ToDoフォルダ¥scan-1.xdw」
文書移動/コピー前のトレイのGUID:B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE
文書移動/コピー後のパス:「D:¥作業中¥scan-1.xdw」
文書移動/コピー後のトレイの名前:Deskへの移動/コピーのため空白
文書移動/コピー後のトレイのGUID:Deskへの移動/コピーのため空白
(※この例では「D:¥作業中」へのリンクフォルダを移動/コピー先とします)
文書移動/コピーの方法:0
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
文書移動/コピー前のパス:「C:¥ToDoフォルダ¥scan-1.xdw」
文書移動/コピー前のトレイのGUID:B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE
文書移動/コピー後のパス:「D:¥作業中¥scan-1.xdw」
文書移動/コピー後のトレイの名前:Deskへの移動/コピーのため空白
文書移動/コピー後のトレイのGUID:Deskへの移動/コピーのため空白
(※この例では「D:¥作業中」へのリンクフォルダを移動/コピー先とします)
文書移動/コピーの方法:0
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
info,2015-03-13 12:00:00.000+09:00,401,"SRC:<<<ToDo>>>,<<<C:¥DoDoフォルダー¥Scan-1.xdw>>>,DST:<<<>>>,<<<D:¥作業中¥Scan-1.xdw>>>,SRCGUID:<<<{B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE}>>>,DSTGUID:<<<>>> , MOVE:0",0049-401001-DWTRAY, ,
トレイから移動/コピーしたファイル、トレイに移動/コピーしたファイルは、日時、「SRC:」(移動/コピー前)、および「DST:」(移動/コピー分類先)から知ることができます。
複合機からのイメージファイルをDocuWorks文書に変換したときのログの内容
1回のイベントにつき、1行の情報がログに記録されます。各行には、次の項目があります。項目はカンマ(,)で区切られます。
- 深刻度(変換に成功した場合は「info」、変換に失敗した場合は「error」)
- 変換した日時(yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS UTCオフセットあり形式)
- DocuWorks トレイのDocuWorks変換モジュールID(0050-401001-DWTRAYCONV)
- "<<<イメージファイルのパス>>>,<<<生成されたDocuWorks文書のパス>>>"
- ログID
- 空白
- 空白
例
イメージファイルのパス:「C:¥DocuWorks¥DWFolders¥TrayFolder¥TrayOption¥Polling¥fax0001.tif」
生成されたDocuWorks文書のパス:「D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw」
DocuWorks文書への変換結果:成功
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
生成されたDocuWorks文書のパス:「D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw」
DocuWorks文書への変換結果:成功
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
info,2015-03-10 12:00:00.000+9:00,351,"SRC:<<<C:¥DocuWorks¥DWFolders¥TrayFolder¥TrayOption¥Polling¥fax0001.tif>>>,DST:<<<D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw>>>",0050-401001-DWTRAYCONV, ,
変換前のイメージファイル、変換後のDocuWorks文書は、日時、「SRC:」(変換前)、および「DST:」(変換後)から知ることができます。
トレイ内の文書を表示したときのログの内容
1回のイベントにつき、1行の情報がログに記録されます。項目はカンマ(,)で区切られます。
- 深刻度(「info」)
- 文書を開いた日時(yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS UTCオフセット有り形式)
- DocuWorks トレイのモジュールID
- "<<<操作対象のトレイの名前>>>,<<<操作対象のファイルのパス>>>,<<<操作対象のトレイのGUID>>>"
- ログID
- 空白
- 空白
例
操作対象のトレイの名前:「Fax受信文書」
操作対象のファイルのパス:「D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw」
操作対象のトレイのGUID:「B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE」
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
操作対象のファイルのパス:「D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw」
操作対象のトレイのGUID:「B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE」
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
info,2015-08-06 13:49:56.962+09:00,401,"SRC:<<<Fax受信文書>>>,<<<D:¥Fax受信文書¥fax0001.xdw>>>,SRCGUID:<<<{B1C18255-4DE0-4490-B904-83513631E7CE}>>>",0049-401001-DWTRAY,,
[所在通知エラーお知らせ]ダイアログでエラーが表示されたときのログの内容
1回のイベントにつき、1行の情報がログに記録されます。各行には、次の項目があります。項目はカンマ(,)で区切られます。
- 深刻度(「error」)
- 所在通知エラー発生日時(yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS UTCオフセットあり形式)
- DocuWorks トレイのモジュールID
- <<<操作対象のトレイの名前,操作対象のファイル名,操作内容,操作日時,エラーコード,エラーメッセージ>>>,
- ログID
- 空白
- 空白
例
操作対象のトレイの名前:「Fax受信文書」
操作対象のファイル名:「fax0001.xdw」
操作内容:「格納」
操作日時:「2015年8月3日」
エラーコード:「-2147211484」
エラーメッセージ:「認証できません」
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
操作対象のファイル名:「fax0001.xdw」
操作内容:「格納」
操作日時:「2015年8月3日」
エラーコード:「-2147211484」
エラーメッセージ:「認証できません」
上記の場合、ログに記載される情報は次のようになります。
error,2015-08-03 10:13:15.233+09:00,401,<<<Fax受信文書,fax0001.xdw,格納,2015-8-3,-2147211484,認証できません。>>>,,0049-010001-DWTRAY_NOTIFI_LID,,