イメージの取り出しプラグインについて
イメージの取り出しプラグインでは、イメージページだけを対象とし、ページが持つデータ形式のままでイメージファイルを出力します。そのため、処理速度が速いことが特長です。スキャナーで取り込んだ大量のDocuWorks文書を、一度にイメージファイルとして出力する場合などに便利です。また、このプラグインを利用すると、A3よりも大きいサイズのデータを読み込み時に縮小して作成したA3のDocuWorks文書から、元のサイズのイメージファイルを取り出せます。
解像度や色数などを指定した画像変換が必要な場合は、イメージ変換出力プラグインを使用してください。
解像度や色数などを指定した画像変換が必要な場合は、イメージ変換出力プラグインを使用してください。
ページのデータ形式によって、イメージの取り出しで出力できるイメージファイル形式が異なります。ページのデータ形式と、出力できるイメージファイル形式の関係は、次の表のとおりです。
文書のページ | 出力形式 | ||||
---|---|---|---|---|---|
作成元のイメージファイル | ページ プロパティ |
BMP | TIFF | JPEG | |
2値(白黒)のBMP / TIFFから作成 |
イメージ[画質劣化なし] |
○ | ○ | × | ○ |
256色未満(カラー/グレースケール)のBMPから作成 |
イメージ[画質劣化なし] |
○ | × | × | × |
256色以上のカラー、256色のグレースケールのBMP/TIFFから作成 ([画像劣化なし]が選択された場合) |
イメージ[画質劣化なし] |
○ | × | × | × |
256色以上のカラー、256色のグレースケールのBMP/TIFFから作成 ([JPEG圧縮]が選択された場合 |
イメージ[JPEG圧縮(標準)]など |
× | × | ○ | ○ |
JPEGから作成 |
イメージ[その他(JPEG)] |
× | × | ○ | ○ |
高圧縮PDFから作成 |
イメージ[その他(MRC)] |
× | × | × | ○ |
補足
- アプリケーションで作成されたページと、イメージページが混在している文書は、アプリケーションで作成されたページは処理されず、イメージページのみを、イメージファイルとして出力します。
- ページのプロパティを確認するには、2つの方法があります。
- Deskでサムネールが表示されている文書またはバインダーを選択すると表示ページのプロパティがステータスバーに表示されます。また、インフォビューの[プロパティ]ウィンドウにも表示されます。
- 文書またはバインダーを開いて、Viewerのインフォビューの[ページ属性]タブで確認します。