DocuWorksユーザー個別設定

ユーザー個別設定を行うときに表示されるダイアログボックスです。

[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックス

ユーザー個別設定の概要が表示されます。
DocuWorksをインストールしていて、ユーザー個別設定を行っていない場合は、[次へ]をクリックすると、[設定方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。
DocuWorksをインストールしていて、ユーザー個別設定を行っている場合は、[設定の変更]または[設定の修復]を選択して、[次へ]をクリックします。[設定の変更]を選択した場合は[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示されます。[設定の修復]を選択した場合は[設定方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。
DocuWorksをアンインストールしている場合は、ユーザー個別設定を削除するための画面が表示されます。[次へ]をクリックすると、ユーザー個別設定が削除されます。

[設定方法の選択]ダイアログボックス

ユーザー個別設定の設定方法を選択します。設定できる項目と内容は次の表のとおりです。

[標準設定]

ユーザー個別設定を標準の設定内容にします。

[カスタム設定]

ユーザー個別設定の各項目を自分で設定します。
設定項目 標準設定 カスタム設定
Deskフォルダの場所
{各ユーザーのMy Documentsフォルダー}¥FUJIFILM¥DocuWorks¥DWFolders
[参照]をクリックして任意の場所を指定するか、フルパスを入力する。
一時ファイル用フォルダの場所
{各ユーザーのApplication Dataフォルダー}¥FUJIFILM¥DocuWorks¥DWTemp
[参照]をクリックして任意の場所を指定するフルパスを入力する。
Desk設定情報の継承
ツールバーの設定情報を継続して使用する。設定がない場合は新しく設定する。
継続して使用するかしないかを指定する。
アノテーションの設定情報の継承
{Deskフォルダ}¥Annotationsにアノテーションファイルがあれば、それらを継続して使用する。なければ新しくアノテーションファイルを作成する。
{Deskフォルダ}¥pencase、および{Deskフォルダ}¥templateに定形/作成ツールがあれば、それらをアノテーションファイルに変換するように設定する。なければ何も設定しない。
継続して使用するかしないかを指定する。
OCR(文字認識)の選択
DocuWorksの内蔵OCRを使用する。
使用するOCRを指定する。
Microsoft Office連携機能の設定
インストール済みのMicrosoft Officeアプリケーションのツールバーに、DocuWorksへの変換のボタンを追加する。
DocuWorksへの変換ボタンを追加するアプリケーションを指定する。
ショートカットの作成
Windowsの[送る]メニューに、DocuWorks Printerのショートカットを作成する。
Windowsのクイック起動ツールバーに、DocuWorks Deskのショートカットを作成する。
作成するショートカットを指定する。
操作ログの設定
Deskフォルダの配下に[Log]フォルダを自動的に生成し、DocuWorksの操作ログを記録する。
操作ログを記録するかしないかを指定する。
クラウドサービスとの連携
クラウドサービスと連携しない。
クラウドサービスと連携する。

[Deskフォルダの設定]ダイアログボックス

Deskフォルダを作成する場所を設定します。
Deskフォルダは、DocuWorksをインストールすると作成されるフォルダーの1つです。Deskで使用するユーザーフォルダーやごみ箱、およびViewerで使用するアノテーションが設定されているフォルダーが保管されています。

[現在の設定値]

現在のDeskフォルダの位置がフルパスで表示されます。

[新しい設定値]

新しく設定するDeskフォルダの場所をフルパスで指定します。[参照]をクリックして表示されるダイアログボックスで、フォルダーを選択することもできます。
補足
  • すでにファイルやサブフォルダーが入っているフォルダーをDeskフォルダとして設定することもできます。
  • Deskフォルダは、「C:¥」などのドライブ直下、およびCD-R/W、メモリーカードなどのリムーバブルメディアには作成できません。
  • ネットワークフォルダーを指定する場合、複数のユーザーで、同じフォルダーの共有はできません。

[一時ファイル用フォルダの設定]ダイアログボックス

一時ファイル用フォルダを作成する場所を設定します。
一時ファイル用フォルダは、DocuWorksをインストールすると作成されるフォルダーの1つです。DocuWorksが動作するときに、DocuWorksプログラムが一時的に使用するフォルダーです。

[現在の設定値]

現在の一時ファイル用フォルダの位置がフルパスで表示されます。

[新しい設定値]

新しく設定する一時ファイル用フォルダの場所をフルパスで指定します。[参照]をクリックして表示されるダイアログボックスで、フォルダーを選択することもできます。
補足
  • すでにファイルやサブフォルダーが入っているフォルダーを、一時ファイル用フォルダとして設定することもできます。
  • 一時ファイル用フォルダは、「C:¥」などのドライブ直下、およびCD-R/W、メモリーカードなどのリムーバブルメディアには作成できません。
  • ネットワークフォルダーを指定する場合、複数のユーザーで、同じフォルダーの共有はできません。

[Desk設定情報の継承]ダイアログボックス

以前に使用していたDeskのツールバーの設定情報を継承するかどうかを設定します。
DocuWorksを今までインストールしたことがないユーザーの場合は、このダイアログボックスは表示されません。

[継続して使用する]

以前に使用していたDeskのツールバーの設定情報を継承して使用します。チェックマークを付けない場合はDocuWorks 9の標準のツールバーの設定の内容で上書きされます。
補足
[継続して使用する]にチェックマークを付けた場合、DocuWorks 9の新規タブをお仕事バーに追加するかしないかを設定します。

[アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックス

以前に使用していたViewerのアノテーションツールファイル、または定形/作成ツールを継承して使用するかどうかを設定します。
DocuWorksを今までインストールしたことがないユーザーの場合は、このダイアログボックスは表示されません。

[継続して使用する]

以前に使用していたViewerのアノテーションツールファイル、または定形/作成ツールを継承して使用します。チェックマークを付けない場合は標準設定の内容で上書きされます。
補足
DocuWorks Ver.3.x以前で、[アノテーションツールバーの設定]ウィンドウで登録されたアノテーションツールのことを、定形/作成ツールと呼びます。

[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックス

DocuWorksでページのOCR(文字認識)処理をするときに使用する、OCRソフトウェアを選択します。

[OCR]

使用するOCRを選択します。

[OCRの説明]

選択したOCRの説明、および注意事項などが表示されます。
補足
WinReader PROがインストールされていなくても、[OCR]で[WinReader PRO]を選択できますが、実際にWinReader PROがPCにインストールされていないと、DocuWorksで使用できません。

[DocuWorks Creator for Microsoft Officeの設定]ダイアログボックス

DocuWorks Creator for Microsoft Officeを有効にするアプリケーションを選択します。Microsoft Officeアプリケーションに、DocuWorks文書変換のメニューが追加されます。
初期値は、すべてにチェックマークが付いています。

[Microsoft Word]

Microsoft Word起動時に、DocuWorks Creator for Microsoft Officeを有効にします。

[Microsoft Excel]

Microsoft Excel起動時に、DocuWorks Creator for Microsoft Officeを有効にします。

[Microsoft PowerPoint]

Microsoft PowerPoint起動時に、DocuWorks Creator for Microsoft Officeを有効にします。
補足
このダイアログボックスは、Microsoft Officeのインストールの有無、およびバージョンに関わらず、表示されます。

[ショートカットの作成]ダイアログボックス

DocuWorks PrinterとDocuWorks Deskの、ショートカットを作成するかどうかを選択します。
初期値は、両方ともチェックマークが付いています。

[「送る」メニュー]

Windowsの[送る]メニューに、DocuWorks Printerのショートカットを作成します。

[クイック起動ツールバー]

Windowsのクイック起動ツールバーに、DocuWorks Deskのショートカットを作成します。

[操作ログの設定]ダイアログボックス

DocuWorksの操作ログを記録するかどうかを設定します。

[アプリケーションの操作ログを記録する]

Deskフォルダの配下に[Log]フォルダを自動的に生成し、DocuWorksの操作ログを記録します。

[アプリケーションの操作ログの自動送信を許可する]

アプリケーションを起動するときに、操作ログを富士フイルムビジネスイノベーションへ自動で送信します。
この機能は、DocuWorks サブスクリプション、またはDocuWorks サブスクリプション Suiteの場合だけ利用できます。
補足
  • 操作ログを記録するかどうかは、Deskの[ファイル]メニューの[DocuWorksの設定]を選択して、[環境設定]ダイアログボックスの[共通設定]にある[ログ]で、[アプリケーションの操作ログを記録する]でも設定できます。
  • 操作ログの保存先は変更できません。

[クラウドサービスとの連携]ダイアログボックス

クラウドサービスと連携するかどうかを設定します。

[クラウドサービスと連携する]

クラウドサービスと連携する場合に、チェックマークを付けます。連携先の選択や詳細の設定ができる状態になります。

[連携先]

連携先クラウドサービスを選択します。
補足
連携先にWorking Folderを選択した場合は、[Working Folder連携先キャビネットの選択]画面が表示されるので、連携に使用するキャビネットを選択してください。

[詳細]

連携先クラウドサービスのログイン情報や連携に使用する格納先など、連携に関する詳細を設定します。